
今回は、祐天寺リトミック教室でのレッスン風景を少しだけご紹介します♪
「なんで閉じるの?」仕組みに興味を持った男の子
ドラムが大好きな男の子が、今回気になったのはハイハットシンバル。
叩くよりも、足でペダルを踏むとシンバルが閉じる仕組みに興味を持った様子・・・
「なんで閉じるの?」という素朴な疑問から、講師と一緒にハイハットを分解してみることになりました♪
実際に分解してみた

一枚ずつシンバルを外していきながら、中にある棒(ロッド)やバネの動きを確認します。
「ここが動いてるんだ!」と、目をキラキラさせながら観察していました!
自分の手で触って確かめることで、音が出る仕組みが少しずつ見えてきたみたいです◎
仕組みを知ることで、音の感じ方が変わる

楽器の仕組みを知ることって、ただの知識の積み重ねではありません。
「この音は、このパーツがこう動いたから出ているんだ」という理解があることで、同じ音でも、その背景にある“動き”や“構造”が見えるようになります。
たとえば、ハイハットの「チッ」という音も、「足で踏んでバネが縮んで、ロッドがシンバルを引っ張って閉じているんだ」と分かっているだけで、音への集中力や注意の向け方が変わってくるのです。
こういう気づきは、子どもたちが自分から楽器に向かっていくきっかけになったり、音へのこだわりが芽生える第一歩になったりします◎
つまり、「ただ叩いて音を出す」から、「どう叩くかを工夫する」「この音にどんな意味があるのかを考える」へと、演奏の質が自然と変わっていくのです。
この日は最後10分で大好きな「リップスライム」の音楽に合わせてドラムを演奏しました♪
仕組みを知ったあとの演奏は、それまでよりも音に“意識”が向いている様子が見られました!
講師 佐藤
まとめ
子どもたちの「なんで?」「どうなってるの?」という素直な疑問に寄り添いながら、
一緒に体験して学べるのが、祐天寺リトミック教室の魅力のひとつです。
音楽を学ぶということは、ただ音を鳴らすだけではなく、
その音が生まれる背景を知り、自分の手で確かめ、感じていくこと。
そんな学びの積み重ねが、子どもたちの音楽との関わりを、より深く豊かなものにしてくれると感じています。